【腸活コラム】第3回 海藻を食べて多種多様な菌づくり

目次

 現代人は腸内細菌の種類が少ない?

先進国の住人、特に都会に住む人は、腸内細菌の種類(多様性)が減っているという報告がなされています。このことは日本においても同様ですが、特に最近は腸内細菌の種類が少ない子どもが多くなっており、上手に腸内のバランスがとれていません。

私たちの腸内細菌の数

私たちの腸内には約100兆個、150~200種類(総重量で1.8㎏)の腸内細菌が棲息しています。本来、腸内細菌は、宿主である私たち人間が食べた食物から得る栄養素をエサに発酵することで増殖しています。また、さまざまな代謝物をつくることで、私たちの免疫力に大きな影響を与えてくれています。ところが、私たちの食環境が、大きく変化しているんです。

食環境の変化

1万5000年前、私たちの祖先は1週間に150種類ほどの食品を定期的に食べていたといいます。現在はそれが20種類未満となっており、すべてとは言わないまでも、その多くが人工的に製造されたモノです。加工食品の大半が、トウモロコシ、大豆、小麦、肉という、4種類の材料のいずれかしか使っていないというのも、非常に奇妙ですね。また、食べる食材の種類の減少に比例して、食物繊維の摂取量も減少しています。

日本人の食物繊維の摂取量

日本人の食物繊維摂取量は1950年には1日あたり21gでしたが、2018年は14gにまで減少し、厚生労働省が定める摂取目標量(男性:20g、女性:18g)を大きく下回っています。食物繊維の摂取量が少なくなったことにより腸内細菌のエサが少なくなり、腸粘膜を守る腸内細菌が激減しています。腸内細菌の種類の減少と腐敗菌(悪玉菌)が発する有毒ガスが腸粘膜の細胞を傷つけることで腸の粘膜に穴が開き、ここから毒素や腐敗物、病原菌、ウイルス、微生物、未消化の食べ物などが血液中に漏れ出し、血管内で炎症が引き起こされた結果、アトピーやアレルギー症状が発症します。

まとめ

免疫細胞の70%は、腸に集中しています。腸内細菌のエサとなる発酵性食物繊維が豊富な海藻を食べて腸内細菌の多様性を高めましょう♪手軽に海藻由来の乳酸菌と食物繊維が同時に摂取できる「乳酸菌飲料ウミカ」もチェックしてみてくださいね。

 

よろしければこちらもご覧ください

【腸活コラム】第1回 動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の違い

 

【腸活コラム】第2回 善玉菌は「海藻」が大好き。善玉菌のエサになる海藻。